こんにちは、院長の宮城です。

先日矯正の勉強会に参加してきました。今回のテーマは表題にあるように「いつ矯正治療を始めるのが良いか?」という内容でした。

特にお子様をお持ちのご両親は、お子様の歯並びに不安をもった経験がおありだと思います。
実際歯科医師の考え方によって方針はバラバラで、かといってどれも不正解ということがないですので、患者さんとしても悩ましいところかと思います。今回は当院での方針について記していきます。少し長いので今回は乳児期、次回以降、混合歯列期(前期、後期)で説明します。

乳歯列期(永久歯がまだ1本も生えてない時期、おおよそ5歳ごろまで)
この時期に気をつけたいのは受け口です。大概の場合、上の歯の角度が悪く(内側に入ってしまっている)、下顎を前方方向に誘導していうケースが多いです。
上顎の骨はおおよそ10歳ごろまで大きく成長します。このため、乳歯列期に受け口になっていると下の歯が上の歯の前方成長を抑制してしまうことになります。十分に上顎が成長できなかった結果、骨格的に受け口になってしまいます。

ChatGTPに作成してもらったイラストです。すみません、何度訂正しても、受け口のイラストにならないんですよねぇ。使いこなせない・・・。なんとなくイメージが湧きますでしょうか?
というわけで?乳歯列期に積極的に治療介入した方がいいケースは、受け口の場合でそれ以外は基本経過観察で良いと考えています。

この時期にもう一つ相談が多いことが、「歯と歯の間に隙間がなくて歯並びが悪くなりそう」ということです。確かに、経験的に隙間が多い歯並び(空隙歯列弓)のお子様は、歯並びが良くなりやすい傾向にありますが、特に隙間がないからといって歯並びが悪くなるという訳でもないです。むしろ、口呼吸、指吸い、頬杖、猫背などの悪習癖が、歯並びを悪くする主な原因と考えられます。ですので、こういったケースは悪習癖の除去を目指しますが、これは6歳以降でも良いと思いますので、次回説明していきます。うまくイラスト作れるように頑張ります。

 

みやぎ歯科医院