マウスピース(アライナー)矯正研修会
こんにちは、院長の宮城です。
水曜日を休診にさせていただき、木曜日と2日間、東京で研修会に参加してきました。
テーマは「TADを利用したマウスピース(アライナー)矯正」です。
TADとは、口腔内で使用するスクリューです。矯正で歯を動かす場合には、動かしたい歯に対して固定源が必要になります。通常は固定源を歯に求めますが、動いて欲しくない歯も少なからず移動してしまいます。要は綱引きです。
TADの場合は、強い矯正力をかけても、理論的には全く動かないので、これが使用できると矯正のゴールの精度が上がります。
特にマウスピース矯正の場合、歯根に対して大きな力がかからないため、ワイヤー矯正に比べると治療のゴールが妥協的になるケースがほとんどですが、TADと組み合わせることにより、ワイヤー矯正の治療目標と同等レベルに引き上げることが可能になります。
今更ながら、目から鱗の話もあり、非常に有意義な2日間でした。マウスピース矯正の適応症が拡大できそうで、とても楽しみです。

みやぎ歯科医院


















